■顎関節症の治療について
顎関節症とは、顎の関節の痛みや雑音、運動障害による様々な不快症状が出ることを言います。
Q1.顎関節症は誰でもなりますか、遺伝しますか?
Ans.可能性は高いと思われます。また、親の形質は遺伝しますので、罹りやすいと思われます。
Q2.原因は、何ですか?
Ans.関節や周囲筋肉の過労や炎症が考えられます。
Q3.治療は、どのようにするのですか?
Ans.徐痛、消炎と安静により自然治癒能力を促進します。
Q4.手術は必要ですか?
Ans.大半、手術は必要ありません。
Q5.治療期間は?
Ans.早めに治療すれば治療期間も短く済みます。
Q6.保険内で治療出来ますか?
Ans.原則、保険治療可能ですが、治りが悪い場合、自費治療も選べます。
Q7.予防策は?
Ans.歯軋り、食い縛り、打撲などの外傷は誘引になるのでご注意ください。
■治療方法
1.レーザー照射や内服薬による徐痛、消炎処置。
2.マウスプレートやマイオモニターによる治癒促進。
マウスプレート:厚さ約1mmの透明プレートを使用し顎の安静を計ります。
マイオモニター:顎の関節近くの皮膚に電極を貼り通電すると、症状が改善します。
3.コンピューターによる顎位診断と治療(自費治療)
■顎関節症の治療例
26才女性:関節の痛み、頭痛、肩こり、倦怠感など有りました。
顎位診断の基に作られたマウスプレート使用で、症状が改善しました。